ブログ

2014年

2014/10/14
印籠・根付

西洋の方によく好まれる古美術の代表的な物の一つとして、印籠と根付があります。印籠は文字通り、印鑑・朱肉の入れ物として室町時代に明から伝わり、桃山時代頃からは薬入れとして使われるようになりました。蒔絵(まきえ)、堆朱(ついしゅ)、螺鈿(らでん)などの細工が施され、腰にさげるための根付がついています。根付は、彫刻に贅を尽くした細工物の装飾品として、江戸時代の着物文化とともに発達しました。海外では「NETSUKE」と… [ 続きを読む ]

2014/10/10
建水

台風の後、朝晩は冷気を覚える時節となってまいりました。今日は、お店のお隣の公園からキンモクセイのいい香りが漂っています。さて、本日は建水についてです。茶道具で、建水(けんすい)とは、席中で茶碗をすすいだ湯水を捨て入れるための器です。建水は最も格の低い道具として、点前の際は勝手付に置かれお客様からは見えにくいところで使われ、会記でも最後尾の一段下げたところに記されています。古くは「みずこぼし」といい、水翻、水覆、… [ 続きを読む ]

2014/10/07
丹波立杭焼

台風18号はまたもや日本各地に猛威をふるいました。寿永堂があります兵庫県芦屋市はそこまで影響はなかったのですが、ニュースを見ていると大変ヒヤヒヤします。皆さんはご無事でしょうか。今日は日本六古窯の一つ、丹波立杭焼(たんばたちくいやき)についてです。丹波立杭焼は、兵庫県篠山市今田地区付近で焼かれる陶器・炻器で、昭和53年(1978)に国の伝統的工芸品指定を受けています。その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめと… [ 続きを読む ]

2014/10/03
保存方法

美術品の保存は、注意しなければ品物によっては傷みが進んでしまったり、価値が下がってしまったりする場合がございます。弊社でも お客様から買受た品物の管理には気を付けています。時々、代々受け継いできた物で 正しい保存法を知らなかったために劣化し、残念ながら買受ができなくなってしまったお品物を見ることがございます。物により方法は様々ですが、今回は掛軸の保存法について。掛軸は<湿気>、<急激な温度の変化>、<乾燥>を嫌… [ 続きを読む ]

2014/09/26
マイセンについて

今回はマイセンについてです。マイセンはドイツ・マイセン地方で生産される磁器の呼称で、西洋白磁の頂点に君臨する名窯です。1708年ザクセン選帝侯アウグスト2世の命により、ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーが製造しました。1710年にドレスデンに磁器工場を建てて、その後すぐ機密保持のためマイセン地方アルブレヒトブルク城の内部に移転されました。 作風としてはシノワズリーやジャポニスムの影響を強く受けた東洋的なもの… [ 続きを読む ]

2014/09/19
彼岸入り

明日はお彼岸入りです私どもは一足先に昨日お墓参りに行ってきました彼岸花、別名曼珠沙華が美しく咲いており花言葉「また会う日を楽しみに」を思い浮かべまた来ますと先祖に思いを馳せてまいりましたお彼岸の間、ご家族揃ってお墓参りに行かれたりおかげさまでその機会に掛け軸、絵画、茶道具などご子息たちとご実家の整理をされるお客様からご依頼をいただいておりますめっきり秋らしく、片付けのいい季節となりましたお墓参りを終えたら片付け… [ 続きを読む ]

2014/09/16
敬老の日

昨日、9月15日は敬老の日でした。敬老の日は、国民の祝日に関する法律第2条によれば「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としています。2002年(平成14年)までは毎年9月15日を敬老の日としていましたが、2001年(平成13年)の祝日法改正いわゆるハッピーマンデー制度の実施によって、2003年(平成15年)からは9月第3月曜日となりました。敬老の日は、兵庫県多可郡野間谷村の村長と… [ 続きを読む ]

2014/09/12
鑑定

査定依頼を受け、鑑定をする方法はいくつかあります。お客様のお宅に伺う、弊社にお持込いただく、郵送していただき鑑定、などが主な形です。最近お伺いしたお宅にてお聞きしたのが、遠方だと来てもらうのも申し訳ないと問い合わせを諦めたり、品物の価値によっては遠慮があり、やはり問い合わせをためらった とのことです。弊社では、そのような場合でもお気軽にお電話いただけましたら、担当の者や鑑定士がお話しをうかがい最良の方法を考えて… [ 続きを読む ]

2014/09/09
重陽の節句

9月9日は「重陽の節句(菊の節句)」です。重陽(ちょうよう)は、五節句の一つ。     五節句 人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、           七夕(7月7日)、重陽(9月9日)旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれます。この日は、奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なることから「重陽」と呼ばれます。陽の極が2つ重なることで大変めでたい日とされ、邪気を払い長寿を願っ… [ 続きを読む ]

2014/09/05
黒の日

明日、9月6日は「黒の日」です。「く(9)ろ(6)」(黒)の語呂合せから、京都黒染工業協同組合が制定し、1989年から実施されています。伝統染色の黒染めをPRし、黒紋服や黒留袖の普及を図る日です。黒紋付染は、17世紀初めに確立されたと言われています。江戸時代の武士の間で、檳榔子(びんろうし)という植物染料による黒紋付が愛用されていました。刀を通さないほど、染料に含まれるタンニンが絹地を強くするとして、護身用に使… [ 続きを読む ]

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