ブログ

2014年10月

2014/10/31
日本茶の日

10月31日は、「日本茶の日」です。1192(建久2)年のこの日、臨済宗の開祖・栄西が宋から帰国し、茶の種子と製法を持ち帰ったことから定められました。お茶の日は、他にも抹茶の日(2月6日)緑茶の日(5月2日)麦茶の日(6月1日>)無糖茶飲料の日(6月10日)紅茶の日(11月1日)玄米茶の日(11月1日) があります。 遣唐使が往来していた奈良・平安時代に栄西、最澄、空海などの留学僧が、唐よりお茶の種… [ 続きを読む ]

2014/10/28
速記記念日

今日、10月28日は速記記念日です。1882(明治15)年のこの日、田鎖綱紀が東京・日本橋で初の速記講習会を開催しました。その年の9月19日に、『時事新報』紙上で発表された自ら考案した速記法で、その速さから田鎖綱紀は「電筆将軍」と呼ばれたそうです。1888(明治22)年に、講習会の7周年記念会を開いた時にこの日を「速記記念日」として定めました。現在では日本速記協会が中心となり、ひろく国民に速記に関する関心を啓発… [ 続きを読む ]

2014/10/24
霜降

今日は霜降(そうこう)の日です。二十四節気の1つで、太陽の黄経が210度の時で、露が冷気によって霜となって降り始めるころを言います。この日から立冬までの間に吹く寒い北風を「木枯らし」と呼びます。秋が一段と深まってきました。朝晩の冷え込みが厳しくなり、日が短くなったことを実感します。初霜の知らせが聞かれるのも大体この頃で、山は紅葉で彩られていきます。紅葉が楽しみですね。 … [ 続きを読む ]

2014/10/21
あかりの日

10月21日は「あかりの日」です。1879年のこの日、エジソンが日本・京都産の竹を使って白熱電球を完成させたことから、あかりのありがたみを認識する日として日本電気協会・日本電球工業会等が1981(昭和56)年に制定しました。エジソンは白熱電球の材料となるフィラメントを見つけるのに随分と苦労したようです。6000種類にも及ぶ様々な材料を炭にして実験をしていたエジソンはある日、偶然机の上にあった竹の扇子をフイラメン… [ 続きを読む ]

2014/10/17
神嘗祭

10月中旬は神嘗祭が行われます。神嘗祭(かんなめさい・かんなめのまつり・かんにえのまつり)は宮中祭祀の一つで6月、12月の月次祭と共に古来三節祭とよばれ、神宮の最も由緒深い祭典です。五穀豊穣の感謝祭にあたり、神宮神田で清浄に栽培された新穀の御飯、御餅、神酒等をお供えし、皇室の弥栄、五穀豊穣、国家の隆昌、国民の平安を祈願して宮中および神宮(伊勢神宮)で儀式が行われます。また、祝祭日の一つで、秋の季語でもあります。… [ 続きを読む ]

2014/10/14
印籠・根付

西洋の方によく好まれる古美術の代表的な物の一つとして、印籠と根付があります。印籠は文字通り、印鑑・朱肉の入れ物として室町時代に明から伝わり、桃山時代頃からは薬入れとして使われるようになりました。蒔絵(まきえ)、堆朱(ついしゅ)、螺鈿(らでん)などの細工が施され、腰にさげるための根付がついています。根付は、彫刻に贅を尽くした細工物の装飾品として、江戸時代の着物文化とともに発達しました。海外では「NETSUKE」と… [ 続きを読む ]

2014/10/10
建水

台風の後、朝晩は冷気を覚える時節となってまいりました。今日は、お店のお隣の公園からキンモクセイのいい香りが漂っています。さて、本日は建水についてです。茶道具で、建水(けんすい)とは、席中で茶碗をすすいだ湯水を捨て入れるための器です。建水は最も格の低い道具として、点前の際は勝手付に置かれお客様からは見えにくいところで使われ、会記でも最後尾の一段下げたところに記されています。古くは「みずこぼし」といい、水翻、水覆、… [ 続きを読む ]

2014/10/07
丹波立杭焼

台風18号はまたもや日本各地に猛威をふるいました。寿永堂があります兵庫県芦屋市はそこまで影響はなかったのですが、ニュースを見ていると大変ヒヤヒヤします。皆さんはご無事でしょうか。今日は日本六古窯の一つ、丹波立杭焼(たんばたちくいやき)についてです。丹波立杭焼は、兵庫県篠山市今田地区付近で焼かれる陶器・炻器で、昭和53年(1978)に国の伝統的工芸品指定を受けています。その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめと… [ 続きを読む ]

2014/10/03
保存方法

美術品の保存は、注意しなければ品物によっては傷みが進んでしまったり、価値が下がってしまったりする場合がございます。弊社でも お客様から買受た品物の管理には気を付けています。時々、代々受け継いできた物で 正しい保存法を知らなかったために劣化し、残念ながら買受ができなくなってしまったお品物を見ることがございます。物により方法は様々ですが、今回は掛軸の保存法について。掛軸は<湿気>、<急激な温度の変化>、<乾燥>を嫌… [ 続きを読む ]

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