ブログ

2014年11月

2014/11/25
古九谷

近所の銀杏並木がみごとな黄金色になりました。来週には歩道が黄色のカーペットになり、朝露で濡れている日は滑らないように注意して歩かなくてはなりません。この三連休は、京都・嵐山に大勢の人が訪れ、紅葉で有名なお寺は拝観2時間待ちだったそうです。毎年変わらずの光景ですが、見事な紅葉を目にすると大変な道のりも苦ではなくなります。色絵磁器で有名な「古九谷」は、窯のあった九谷村(現在の石川県江沼郡山中町九谷)からこの名前がつ… [ 続きを読む ]

2014/11/21
歌舞伎座開業記念日

11/21は歌舞伎座開業記念日です。1889(明治22)年の今日、東京・木挽町(現在の東銀座)に歌舞伎座が開場しました。元々木挽町には江戸三座の一つ・森田座(後の守田座)がありましたが、1841年の天保の改革の時に浅草に移され、それから半世紀ぶりのことでした。当時の建物は戦災で焼失し、1951(昭和26)年に復興されました。歌舞伎座は大正時代から松竹の直営で経営を行ってきました。4度の立て直しが行われ、2014… [ 続きを読む ]

2014/11/18
漆愛用月間

11月は漆愛用月間です。日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に、11/13の「うるしの日」を含む一ヶ月間と制定しました。漆(うるし)は、ウルシ科のウルシノキやブラックツリーから採取される樹液です。ウルシは10数年で高さ10メートル、直径10センチ程になり、6月頃に黄緑色の花をつけ、秋になると葉は真っ赤に紅葉します。黒く輝く漆塗りはその美しさを伝統工芸として評価され、高級家具や食器などに用いられます。漆塗りの食… [ 続きを読む ]

2014/11/14
着物

寿永堂から東に1km先に、新年のニュースでおなじみの兵庫県・西宮戎神社があります。1月10日の本戎の日、赤門の開門と同時に境内を駆け抜けていく老若男女。1~3位までが福男となり、一躍、時の人となれるのです。明日は、七五三を祝う晴れ着を着た子ども達が、家族総出であちこちで記念撮影していることでしょう。しかし、日本着物振興会がきものの日に制定しているとはいえ、昨今の着物事情は厳しいものがあります。若い世代が着物を着… [ 続きを読む ]

2014/11/07
立冬

今日は立冬です。毎年11月8日頃(今年2014年は11月7日)のようです。立冬とは、冬の始まりを意味します。「立」には新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。これらを四立(しりゅう)と呼びます。朝夕冷えみ、冬を感じさせる頃になってきました。寿永堂のある兵庫県芦屋市は、ここ数日 日中は暖かく感じますが、それでも陽射しが弱まってきています。今日から立春の前日(2月3日頃)まで… [ 続きを読む ]

2014/11/04
美術散策

先日、兵庫県神戸市東灘区にある美術館へ行ってきました。ここは東洋古美術を中心として、重要文化財の美術工芸品が多数展示されています建物も、国指定重要文化財となっています。この一帯は明治中期までは六甲山裾野の荒れ地でしたが、ある実業家がここに数千坪の土地を購入し、大阪から御影へと移り住んだのを始まりに明治、大正、昭和初期にかけて大阪の実業家達がこの土地にそれぞれ千坪は下らない私邸を建てていきました。美術館へ向かう道… [ 続きを読む ]

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