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朝起きて、窓を開けると、すぅ～っと冷えた空気が。
今季一番の寒さに、肩をすくめ、コーヒーをすすりました。
大阪では24年ぶりに11月に初雪が観測されたとか。
どうりで冷えるはずですね。

　今月は曜日を問わず、1㎞程東にある えびす宮総本社の西宮神社で、七五三の参拝に来たかわいい晴れ姿がはしゃいでいます。
三連春日造(さんれんかすがづくり)と云う珍しい構造の本殿は、昭和二十年の空襲により烏有に帰してしまいましたが、昭和三十六年、桧皮葺から銅板葺に変わった他は、ほぼ元通りに復興され、今は銅屋根も古色を帯び、 えびすの杜を背景に佇んでいます。
この西宮は漁業の神として信仰されていましたが、西国街道の宿場町としても開け、商売繁盛の神様として、灘五郷の一つ西宮郷の銘酒と共に、隆盛を極めるようになりました。
1月の｢十日えびす｣には百万人に及ぶ参拝者で賑います。
大阪の今宮えびすのような威勢のいい掛け声はないですが、前年の笹とお札を返し、粛々とお祓いを受け、新しい笹を買って帰る。
阪神間の商売人やビジネスに関わる人の恒例行事です。
十日早暁の開門神事･走り参りは、「福男選び」として全国で有名ですね。
年々、増え続ける参加者ですが、けが人も多数出る模様。
皆様、来年はご無事で、午のように完走してくださいませ。