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美術品の保存は、注意しなければ品物によっては
傷みが進んでしまったり、価値が下がってしまったりする場合がございます。
弊社でも お客様から買受た品物の管理には気を付けています。
時々、
代々受け継いできた物で 正しい保存法を知らなかったために劣化し、
残念ながら買受ができなくなってしまったお品物を見ることがございます。
物により方法は様々ですが、今回は掛軸の保存法について。
掛軸は<湿気>、<急激な温度の変化>、<乾燥>を嫌います。
掛けるときには 直射日光や暖房に注意してください。
また半年から一年以上掛けたままにしていると、<日焼け><シミ><湿気による反り>などができ、
美術品本来の価値が下がってしまいますので、たまに 巻き納めて休めることが重要です。
ずっとしまっている場合は 春、秋の晴れた日に虫干しをして湿気を取ればカビや害虫防止になります。
古美術の査定依頼の時には共にこのようなアドバイスをすることもあります
古美術を楽しむためにお気軽にご質問をいただければと思います。
鑑定のご相談、
お待ちしております!
多くの士業関係の方からも御依頼を頂いております。お気軽にご相談ください。