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近所の銀杏並木がみごとな黄金色になりました。
来週には歩道が黄色のカーペットになり、朝露で濡れている日は滑らないように注意して歩かなくてはなりません。
この三連休は、京都・嵐山に大勢の人が訪れ、紅葉で有名なお寺は拝観2時間待ちだったそうです。
毎年変わらずの光景ですが、見事な紅葉を目にすると大変な道のりも苦ではなくなります。
色絵磁器で有名な「古九谷」は、窯のあった九谷村(現在の石川県江沼郡山中町九谷)から
この名前がついたといわれています。
「古九谷」は数多くの大きな謎につつまれています。
その大胆な図柄と、華麗な色あいで、後世に残る名品を数多く残しながら、
わずか50年ほどで途絶えてしまったからです。
古九谷が途絶えて後、加賀の地には、約100年間、新しい窯はつくられませんでした。
必要な磁器などは、有田や京都などから買い入れていたのですが、
あまりにも大きく費用が掛かるため、再び窯の創設が計画されました。
それが、九谷焼の歴史です。
現在は、三代・徳田耶八十吉さんが、従来の九谷焼の雰囲気とは違いますが、
伝統技法を継承されて、色彩の変化だけで見事に美しい作品を作られています。
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