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皆様は、「香木」をご存知でしょうか。
最近、よくお問い合わせをいただいており、オークションでも
人気の品となっております。
香木は、簡単に言えば心地よい芳香を持つ木材のことです・
詳しく言えば、東南アジア産の沈丁花科の木にバクテリアが作用して樹脂化したものです。
色々と用語があるのですが、主だったものは以下の2つです。
■沈香(じんこう)
代表的な香木の一つで、風雨や病気・害虫などで侵されたとき、ダメージ部の内部に樹脂を分泌、
蓄積したものを乾燥させ、木部を削り取ったものです。
樹脂が沈着することで比重が増し、水に沈むようになるので、沈水と呼ばれています。
■伽羅(きゃら)
沈香の中でも最上品のものを伽羅と呼ばれ、香りの生成に長い年月を要す為、
非常に多様で複層的な香りを持っています。
産出量が僅少で古来よりその価値は金に等しいと言われ、オークションでは高額に
なることが多いですね。
ちなみに伽羅がたくさん集まるものは多伽羅と呼ばれています。
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