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安土桃山時代から江戸時代に流行した装飾品「根付(ねつけ)」が
アメリカで再評価されているそうです。
根付は手のひらサイズのミニチュア彫刻で、幕末の開国を機に花鳥風月といった
日本らしいデザインやユーモラスな造形が欧米収集家の
目に留まり、現在は9割が海外で所蔵されているそうです。
根付はもともと印籠(いんろう)や巾着を腰から提げるための留め具で
町人文化の隆盛に伴い、江戸や京都、名古屋などでそれぞれ流派が形成され、
「粋」を競い合ってさまざまなデザインが生まれました。
在ワシントンの日本大使館が、米国内に埋もれた日本の美術品の発掘を
進めており、日本の文化や生活が詰まった根付に光を当てることで
米国内の日本ファンを増やすそうです。
今後に注目したいところですね。
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