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世界最大級のアートコレクションで知られるアメリカのメトロポリタン美術館が、没入型のバーチャルアート体験サービス「The Met Unframed」をリリースした。
アメリカの大手電気通信事業者・ベライゾンと連携し提供するサービスは、同館の膨大なコレクションのなかから50点近くの作品を選りすぐり、10以上のバーチャル・ギャラリーで展示。参加者は4Gまたは5Gのスマートフォンを用いてゲームをプレイすることで、展示作品の拡張現実(AR)バージョンを自宅で展示が可能。
展示作品には、エジプト美術のギャラリーにある《デンドゥール神殿》・14世紀中国の「薬師仏」を描いた大規模な壁画・レンブラント《自画像》・エマヌエル・ロイツェ《デラウェア川を渡るワシントン》・ファン・ゴッホ《糸杉のある麦畑》(1889)などの名作、そしてジャクソン・ポロック/マーク・ブラッドフォード、カーメン・エレーラなどの現代アーティストによる作品が含まれています。
サービス提供背景について、館長のマックス・ホラインは「メトロポリタン美術館が150年前に設立されて以来、私たちの使命は、人々とアートやアイデア、そしてお互いを結びつけることで、それはこの数ヶ月間の孤立と不確実性のなかで、これまで以上にパワフルなものであることがわかった」と発表 またホラインはこの新サービスについて次のように期待を寄せる。「The Met Unframedは、ユーザーがどこにいても美術館をお届けし、アートを理解し、体験し、評価する方法を広げてくれる」とのこと。
こういった取り組みがスタンダードになっていけば面白いですね。
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