岩佐又兵衛
岩佐又兵衛

1578年（天正6年）-1650年(慶安3年）
江戸時代前期の絵師。号は道薀、碧勝宮。
又兵衛は通称で、諱は勝以。
師匠は、有岡城主荒木村重の家臣を父に持つ狩野内膳という説があるが、明確にはなっていない。
人物画・風俗画に巧みで歌仙図・武者絵等の制作が多い。
俵屋宗達と並ぶ江戸初期を代表する大和絵絵師。
その画風は土佐派・狩野派・雲谷派・海北派等、様々な流派が混じった独自の様式を創り上げ、後にくる風俗画家に強い刺激を与えた。
浮世又兵衛ともよばれ、浮世絵の創始者とする説もある。