顧愷之
こ がいし

プロフィール

345年頃-405年頃
東晋時代の文人画家。
字は長康。虎頭将軍となったことから、顧虎頭とも称する。
呉道子とともに中国絵画史の双璧を担い、中国史上最初に現れた画家として、「画聖」といわれる。
顧愷之は博学、多才な人物であり、画絶・才絶・癡絶 (ちぜつ) の三絶を備えると云われ、逸話も多い。
肖像画・人物画に優れていたとともに、その難しさについても言及しており、「点睛」の重要性を説いた。
その代表作は『女史箴図』『洛神賦図』であるが、いずれも唐代に模写されたものとされており、真筆は伝わっていない。
洛神賦図巻
女史箴図
論画
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