中国家具 紫檀入子式花台 買取実績

買取品名
中国家具 紫檀入子式花台
買取エリア
奈良県奈良市
買取額

コメント
中国家具 紫檀入子式花台を買取させていただきました。

紫檀入子式花台の概要

中国家具の中でも、紫檀(したん)を用いた花台は高級品として知られています。紫檀は「唐木三大銘木」のひとつに数えられ、比重が重く緻密な木肌と深い紫褐色の光沢を持つ高級木材です。その堅牢さと美しさから、古来より皇帝や富裕層の家具・調度品に用いられてきました。

「入子式花台(いりこしき かだい)」とは、複数の花台が入れ子状に収まる構造を持つ花台を指します。使用時には大きさの異なる花台を取り出して飾り付けに使い、収納時には一つにまとめられるため、実用性と美観を兼ね備えた構造となっています。紫檀材で作られた入子式花台は特に希少で、骨董市場でも高い評価を受けています。

紫檀入子式花台の特徴

紫檀を用いた入子式花台には、次のような特徴が見られます。

高級木材・紫檀の使用:重厚で硬質な紫檀は、年月を経るほどに深みのある光沢を帯びます。

入子構造の実用性:大小複数の台を重ねて収納できる構造で、飾り棚や花台として多用途に使用可能。

彫刻の精緻さ:透かし彫りや唐草文様、龍や鳳凰といった吉祥文様が施されたものは特に人気。

工芸的完成度:職人の高度な技術による組み木や仕口の正確さが、長い年月を経ても歪みのない堅牢さを保つ。

これらの特徴が相まって、紫檀入子式花台は単なる実用品ではなく、美術工芸品として鑑賞に耐える逸品とされています。

骨董品としての価値

紫檀入子式花台は、以下の観点から市場で高く評価されています。

歴史的価値:清代を中心に制作された紫檀家具は、当時の中国宮廷文化を象徴する調度品として位置付けられています。

美術的価値:紫檀特有の光沢と、職人技による緻密な彫刻は、中国美術品としての高い鑑賞価値を持ちます。

市場価値:状態が良く、全ての台が揃っている入子式花台は数十万円から数百万円の取引例もあり、特に清朝期のものや精緻な彫刻を伴うものは高額査定が期待できます。

また、日本や欧米でも中国古典家具の需要が高まっているため、国際的にも安定した人気を誇ります。

買取のポイント

紫檀入子式花台を売却する際には、以下の点が査定の重要な基準となります。

真贋の鑑定:材質が本紫檀であるかどうか、また清代のものか近代復刻品かを見極めることが重要。

保存状態:傷や割れ、欠損がなく、入子の全段が揃っているかが大きな評価ポイント。

彫刻・意匠の質:彫刻の精緻さや意匠の格調によって査定額が変動。

付属品や由来:来歴や旧家伝来の記録があると評価が高まる。

市場動向:近年の唐木家具人気に伴い、紫檀製品の需要は上昇傾向。

寿永堂では、中国家具や唐木細工の豊富な取扱実績をもとに、確かな鑑定眼で価値を見極め、最新の市場相場に基づく適正な査定価格をご提示いたします。

まとめ

紫檀入子式花台は、中国家具の中でも特に高級とされる紫檀材を使用し、実用性と芸術性を兼ね備えた逸品です。歴史的・美術的価値が高く、保存状態や時代、彫刻の質によっては高額査定につながる可能性があります。寿永堂では、紫檀家具をはじめとする中国骨董の確かな鑑定と適正買取を行っております。大切な紫檀入子式花台を売却される際は、ぜひ一度ご相談ください。

奈良県で骨董品買取をご検討されているなら出張買取・高価買取の古美術寿永堂にご相談ください。

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