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引越をするので、売れる物があれば売りたいとのご依頼で和歌山へ出張買取に行ってきました
新築にするための一時的な引越で、同時に先代から受け継いだ物が多数あり、その整理でした
私が買取させていただいた後に、残りはリサイクル業者に持って行ってもらうと言われていました
たまに順番が逆で、価値あるものをリサイクル処分されてしまう事があったりするので今回は良かったです
お客様から、骨董品と古美術の違いについて聞かれました。そういえば、この違いを曖昧にとらえている人が私も含め多いような気がします。
定義としてはっきり書き示すのは大変難しい違いですが、書こうと思います
おおまかな振り分けをすると、生活用品とされてきた物などを骨董品、観賞用を古美術品としていわれることが多いですが、はっきりとしたくぎりはありません。日常品が古くなり実用性がなくなっても長い年月を経て、古物として価値が出てくる物があります。
骨董品は多くが収集家により残されることが多いです。
例えば、現代もさまざまな収集家がいますが、シガレットケースやライターの収集、文具類の収集など、これが300年先、500年先まで子孫に残されていると、骨董品や古美術品として価値が出ているかもしれません
元は日常品であっても、古物となって観賞用になるものもあります。
どこまでが骨董品でどこから古美術というのかは大変難しいです
鑑定は物が多かったこともあり時間はかかりましたが、買取対象品がかなりありましたので、お客様にも喜んでいただけました
夕方には店に帰り、持ち込みの鑑定依頼の予約がありました。
他の鑑定士も居たのですが、この日は私が二件査定致しました。
お一人は大阪からのお客様でした。もう一組もお近くの方かと思いきや、奈良から来て下さっていました
「品数が少ないので出張は申し訳ない」と言ってくださり、弊社を選んでいただけて大変嬉しく思いました。日帰り観光もかねて楽しみに来られたそうです
今回の和歌山での出張買取はリサイクル処分される前に呼んでいただけたので、買取対象の品物が多くありましたが毎回こうはいきません
先に、お客様の方で弊社に見せる物を決めてリサイクル処分されてしまう方もいますが、処分された物を聞くと、買取対象になったであろうお品物がよくありますのでもったいないです
品物整理をされる際は、まずは弊社にご相談いただけたらと思います
お気軽に寿永堂へご連絡下さい
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