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本日は、朝からすっきりとした青空が広がっています。
週末からお花見日和が続き、
地元兵庫県では、伊丹、芦屋、姫路などあちらこちらで
「桜まつり」が行われ、賑わいを見せていたようです。
先日は神戸市垂水区のお客様の元へ、
お客様はお花を生けるのがお好きとのことで、
お客様のお宅へ伺いますと、
玄関には野趣のある信楽焼の壺に、水仙を生けられていて、
壺と花台の茶色に、水仙の花の白が鮮やかに映えていました。
さりげなく一輪の花を生けるのがお好きというお話通り、
一輪挿しや、花入れをたくさんお持ちでした。
その中で、お客様が「大きいのでなかなか使う機会がない」
と買取をご希望された花入れを、
茶道具と併せて、数点買取させていただきました。
その中の一点は、赤褐色の器肌が美しい備前焼で、
「壺変」という備前焼独特のデコレーションも美しい、
わびさびを感じさせる花入れでした。
花を生けた後ですが、花入れはしまう時が肝心です。
花が終わったら水を捨て、軽く中を濯ぎます。
その際、決して外面などを強く洗わず、柔らかい布巾で
やさしく水を拭い、2、3日乾かしてから箱にしまうように
しますと、長くいい状態を保つことが出来ます。
六古窯の中でも、岡山の備前焼の歴史は最も古いものです。
茶碗・皿などの日用雑貨も多く焼かれています。
今回も、素晴らしいお品に出会わせていただきました。
また、お使いになる機会が無く、仕舞込んでいらっしゃる
古美術・骨董品のご処分などをお考えでしたら、
ぜひ、私ども、兵庫県芦屋 寿永堂までお気軽にお声掛け
ください。
鑑定のご相談、
お待ちしております!
多くの士業関係の方からも御依頼を頂いております。お気軽にご相談ください。