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8月に入り夏真っ盛りですが、今年は湿度が高いせいで、熱中症で救急搬送される方が後を絶ちません。
阪神地区も今後1週間、夏空が続く模様ですので、こまめな水分補給、適度に塩分も補給して予防を怠らないようにしたいですね。
先日、ちょっと気になる記事を目にしました。
2年前に某美術館のいくつかの展示室で紙やカビを食べ、湿気やカビによる展示環境の悪化を示すとされるチャタテムシが見つかったにも関わらず、公表せず、秋には奈良・薬師寺の国宝東塔(とうとう)解体を機に「国宝の仏像などを薬師寺から借り、現代美術と一緒に出陳したい」と文化庁に打診したそうです。
「国宝を危険にさらす」と文化庁が難色を示し実現しなかったそうですが、国宝を守るために尽力されている方にしてみれば、わざわざ危険な場所へ誘致するなんて、なんともいただけない話ですね。
国宝だけでなく、美術館での展示の為に絵画や骨董、美術品を移動するには相当のお金と気遣いと手段が必要となってきます。
保険はかけるでしょうが、預かり物の貴重な作品にキズがついては信用問題となります。
美術館は表の華やかな舞台以外でも、小さな侵入者を許さざるべく細心の注意が必要ですね。
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