仏像 阿弥陀如来像 江戸期 全高70cm 買取実績

買取品名
仏像 阿弥陀如来像 江戸期 全高70cm
買取エリア
大阪府大阪市
買取額

コメント
江戸期に制作された阿弥陀如来像(全高70cm)をお買取りいたしました。本件は、個人宅に長年安置されていた仏像で、木彫の風合いや経年による趣が残る一方、保存状態が良好であった点が高く評価できるお品でした。阿弥陀如来像は浄土信仰の広まりとともに庶民の間でも広く信仰され、江戸時代には各地の仏師により多様な造形が生まれた歴史的背景があります。本像も当時の技術や宗教観を反映した貴重な一点であり、骨董市場でも安定した需要を持つジャンルです。

特徴

今回のお品には、江戸仏像に見られる“素朴さと緻密さ”を兼ね備えた特徴が複数確認できました。

全高70cmの堂々としたサイズ感
家庭用仏壇に安置される一般的な像より大ぶりで、寺院や大型祭壇にも適した存在感があり、市場評価が上がる傾向にあります。

木彫の表情が柔らかく、面相が整っている
阿弥陀如来像は慈悲深い表情が重視されるため、面相の仕上げが評価の大きなポイントになります。

金泥の名残や古色のバランスが良い
過度な修復がなく、江戸期の風合いを残す“時代の味”が保たれていました。

欠損や大きな割れのない良好な保存状態
破損が少ないほど鑑賞価値・市場価値は高くなります。

骨董品としての価値

阿弥陀如来像は仏像カテゴリの中でも人気が高く、特に江戸期は制作数が多いため状態や作風によって価値が大きく変動します。今回の像が高評価につながった理由は以下の通りです。

① 江戸期らしい作風の明確さ

江戸時代の仏像は、鎌倉・室町期の厳格な造形に比べ柔らかい輪郭と穏やかな表情が特徴です。本像はその特徴がよく表れており、歴史的背景を読み取れる点が評価されました。

② サイズによる存在感と希少性

全高70cmは個人所有仏像としてはやや大きめで、市場に頻繁に出回るサイズではありません。寺院関係者や本格的な仏像収集家からの需要が高く、取引相場が上振れしやすいサイズ感です。

③ 保存状態の良さ

江戸期の木彫像は乾燥や虫食いにより割れや欠損が生じやすいのですが、本像は構造に大きな問題がなく、安定した保存状態が保たれていました。これは評価を左右する重要なポイントです。

④ 宗教美術としての安定した需要

仏像は流行に左右されにくく、評価のブレが少ないジャンルです。特に阿弥陀如来像は浄土宗・浄土真宗の信徒を中心に根強い人気があるため、中古市場でも安定した価格帯を維持しています。

まとめ

今回お買取りした江戸期の阿弥陀如来像(全高70cm)は、 ・時代の特徴が明瞭 ・保存状態が良好 ・サイズが希少で需要が高い といった要素が揃った大変価値のあるお品でした。
仏像は、時代判定・状態評価・素材・造形力など、多角的な視点からの鑑定が必要となる専門性の高い分野です。
「自宅に代々伝わる仏像がある」「価値がわからないまま保管している」という場合は、まずは査定をご相談いただくことで、適正な価値を知ることができます。

大阪府で骨董品買取をご検討されているなら出張買取・高価買取の古美術寿永堂にご相談ください。

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