千家十職 九代大樋長左衛門作 鵬雲斎書付 黒茶碗 買取実績

買取品名
千家十職 九代大樋長左衛門作 鵬雲斎書付 黒茶碗
買取エリア
奈良県奈良市
買取額

コメント
千家十職 九代大樋長左衛門作 鵬雲斎書付 黒茶碗を買取させていただきました。

九代大樋長左衛門作 黒茶碗の概要

千家十職のひとつ「大樋焼(おおひやき)」は、加賀藩前田家の庇護を受けつつ発展した茶陶であり、江戸時代から現代に至るまで脈々と技を受け継いできました。中でも「九代 大樋長左衛門(1901–1986)」は、大樋家を代表する名工のひとりであり、伝統的な手捏ねの技法を継承しつつ、現代茶道にふさわしい作品を数多く残しました。

今回取り上げる「黒茶碗」は、裏千家十五代鵬雲斎宗匠による書付(しょづけ)が添えられた逸品であり、茶道具としての格の高さ、美術品としての価値、そして市場における人気を兼ね備えています。

九代大樋長左衛門作 黒茶碗の特徴

九代大樋長左衛門による黒茶碗には、次のような特徴が見られます。

手捏ねの温かみ:ろくろを用いず、手捏ねで形作られるため、柔らかく力強い造形。

黒釉の深み:厚みのある黒釉が掛けられ、茶を引き立てる重厚な景色を生み出す。

侘び寂びの美:シンプルながらも力強い存在感を放ち、茶の湯の精神を映し出す。

鵬雲斎書付:裏千家十五代鵬雲斎宗匠による書付が添えられることで、茶道具としての格が一層高まる。

千家十職の系譜:表千家・裏千家・武者小路千家に仕え続けてきた由緒ある茶陶の一環。

このように、九代大樋長左衛門の黒茶碗は単なる茶器ではなく、茶道文化を体現する美術品といえます。

骨董品としての価値

九代大樋長左衛門作 黒茶碗は、以下の観点から市場において高く評価されます。

歴史的価値:千家十職のひとつとして、茶道の歴史と密接に結びついた重要な茶碗。

美術的価値:伝統技法と独自の美意識が融合した作品は、美術工芸品としても高い評価を得る。

市場価値:保存状態が良く、鵬雲斎宗匠の書付がある黒茶碗は数十万円から数百万円の査定が見込まれる。

特に書付が付属する作品は茶席での使用価値が高く、コレクターや茶人の間で安定した需要があります。

買取のポイント

九代大樋長左衛門作 黒茶碗を売却する際には、以下の要素が査定に大きく影響します。

真贋判定:底部の銘や造形、釉薬の特徴から真作かどうかを慎重に鑑定。

保存状態:欠けやヒビがないことはもちろん、釉薬の状態や使用痕の程度も評価対象。

付属品:共箱、鵬雲斎宗匠の書付、仕覆、由来を示す資料などが揃っていればプラス査定。

茶道具としての格:裏千家宗匠の書付があるかどうかで市場価値は大きく変わる。

市場需要:千家十職の茶碗は国内外で安定した人気を誇るため、高額査定が期待できる。

寿永堂では、千家十職の茶道具を多数取り扱った実績をもとに、確かな鑑定眼で大樋焼の価値を見極め、適正な買取価格をご提示いたします。

まとめ

九代大樋長左衛門作 鵬雲斎書付 黒茶碗は、千家十職の中でも特に格の高い茶陶であり、歴史的・美術的・市場的価値のすべてを備えた逸品です。保存状態や付属品の有無によっては高額査定につながる可能性があり、茶道具コレクターや愛好家の間で非常に人気があります。寿永堂では、千家十職をはじめとする茶道具の専門的な査定を行い、信頼ある買取を実現しております。大切な黒茶碗を売却される際は、ぜひ一度ご相談ください。

奈良県で骨董品買取をご検討されているなら出張買取・高価買取の古美術寿永堂にご相談ください。

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