粉彩鼻煙壺 買取実績

買取品名
粉彩鼻煙壺
買取エリア
大阪府枚方市
買取額

コメント
粉彩鼻煙壺を買取させて頂きました。

粉彩鼻煙壺(ふんさいびえんこ)は、中国の伝統的な工芸品である「鼻煙壺(びえんこ)」の一種です。「鼻煙壺」は、嗅ぎタバコ(鼻煙)を保存するための小さな容器で、主に清朝時代(1644-1912年)に人気がありました。この鼻煙壺は装飾品としての価値も持ち、美術品として収集されることが多い工芸品です。

■鼻煙壺とは
鼻煙壺(Snuff Bottle)は、ヨーロッパから中国に嗅ぎタバコが伝わったことを契機に、清朝時代に特に流行しました。中国では嗅ぎタバコを小さな瓶に入れ、香りを嗅いで楽しむ習慣が生まれ、この瓶が鼻煙壺です。鼻煙壺は、小型で携帯しやすく、材料や装飾の豊かさから、単なる日用品を超えて芸術品としての価値が認められています。

鼻煙壺はさまざまな材質で作られ、ガラス、磁器、玉(ぎょく)、翡翠(ひすい)、琥珀、象牙など、さまざまな素材が使われました。それらには豪華な装飾が施され、中国文化を反映したデザインが描かれることが多く、その中でも「粉彩鼻煙壺」は特に人気がありました。

■粉彩とは
粉彩(ふんさい)は、中国の陶磁器に施される絵付け技法の一つで、特に清朝の康熙(こうき)年間から雍正(ようせい)、乾隆(けんりゅう)年間(17〜18世紀)にかけて発展しました。粉彩は、柔らかく淡い色合いを特徴とし、白地の磁器に透明感のある繊細な色彩で花鳥や風景などが描かれます。この技法では、顔料に鉛白(鉛を成分に含む白い顔料)を混ぜることで発色を良くし、淡いけれど華やかな色彩を実現しています。

粉彩は「五彩(ごさい)」などの鮮やかな彩色とは異なり、柔らかで絹のような質感の色使いをするのが特徴です。そのため、粉彩で描かれた鼻煙壺はとても上品で、高貴な雰囲気を持っています。

鑑定のご相談、
お待ちしております!

お電話でのご相談・鑑定依頼

電話買取簡易査定が可能ですので、まずはご相談ください。

0120-13-6767

鑑定依頼メールフォーム

出張鑑定や持ち込み鑑定のご依頼はメールフォームからも受け付けております。お気軽にご連絡ください。

メールフォームはこちら

LINEで簡単査定

LINEで簡単に査定が可能になりました。

友だち追加 LINEQR

多くの士業関係の方からも御依頼を頂いております。お気軽にご相談ください。