茶釜 釜師 高木治良兵衞 遠州形底取 買取実績

買取品名
茶釜 釜師 高木治良兵衞 遠州形底取
買取エリア
奈良県奈良市
買取額

コメント
茶釜 釜師 高木治良兵衞 遠州形底取を買取させていただきました。

高木治良兵衞作 茶釜 遠州形底取の概要

茶の湯において茶釜は最も重要な道具のひとつであり、千利休以来「釜なくして茶の湯なし」とも言われるほどです。その中でも、釜師「高木治良兵衞(たかぎ じろべえ)」は、代々京都で名を受け継ぎ、茶の湯の世界で厚い信頼を集めてきた名匠一統です。

今回取り上げる「遠州形底取(えんしゅうがたそこどり)」は、小堀遠州好みの優雅な造形をもつ茶釜で、安定感のある丸みとすっきりとした佇まいが特徴です。高木治良兵衞によるこの形の茶釜は、茶道具としての格を備えると同時に、美術工芸品としても高い評価を得ています。

遠州形底取の特徴

「遠州形底取」には、以下のような特徴があります。

小堀遠州好み:桃山から江戸初期の茶人・小堀遠州が好んだとされる端正で気品ある形。

底取(そこどり)の造形:胴の下部に重心を落とした安定感ある形状で、実用性と美観を兼ねる。

肌合いの妙:高木家伝統の鋳肌は細やかで美しく、茶席に映える。

鐶付(かんつき)の意匠:龍耳・鬼面・巴など多様な鐶付が施され、釜ごとに表情が異なる。

茶席での格:遠州形は格調高く、濃茶席や正式な茶会で用いられることが多い。

これらの要素により、遠州形底取は茶の湯の正統を感じさせる茶釜として人気を集めています。

骨董品としての価値

高木治良兵衞作の遠州形底取茶釜は、以下の観点から市場で高く評価されます。

歴史的価値:高木家は江戸時代より続く釜師の名跡であり、その作は茶道史において重要。

美術的価値:実用を超えた工芸美を持ち、鑑賞に耐える逸品として位置づけられる。

市場価値:保存状態の良い遠州形底取は数十万円からの査定が期待でき、共箱や由緒ある出自があればさらに高額となる。

特に、裏千家や表千家の宗匠書付がある作品は市場での評価が一段と高く、コレクターや茶人から強い需要があります。

買取のポイント

高木治良兵衞作の遠州形底取を売却する際には、以下の要素が査定に大きく影響します。

真贋の鑑定:銘や鋳肌、形状、仕上げなどから真作かどうかを判定。

保存状態:錆の出方や欠損の有無、蓋の状態などが重要。

付属品の有無:共箱・極め箱・宗匠書付・仕覆が揃っていると大幅なプラス査定。

制作年代:近代以降の作であっても評価は高いが、古い代の治良兵衞作は特に希少価値がある。

市場需要:茶道具市場では遠州形は安定した人気があり、需要が途切れることが少ない。

寿永堂では、茶釜の専門知識を持つ鑑定士が在籍しており、豊富な取扱実績をもとに適正な査定価格をご提示いたします。

まとめ

茶釜 釜師 高木治良兵衞 遠州形底取は、千家茶道と深い結びつきを持ち、格調高い造形美を誇る逸品です。歴史的・美術的・市場的価値のいずれも高く、保存状態や付属品の有無によっては高額査定につながる可能性があります。寿永堂では、高木治良兵衞をはじめとする歴代釜師の作品を多数取り扱ってきた実績を活かし、誠実で信頼できる査定・買取を行っております。大切な茶釜を売却される際は、ぜひ安心してご相談ください。

奈良県で骨董品買取をご検討されているなら出張買取・高価買取の古美術寿永堂にご相談ください。

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