松花堂昭乗
しょうかどうしょうじょう

1584年(天正12年)-1639年(寛永16年)
江戸前期のの書家、画家。男山石清水八幡宮滝本坊の住職。
惺々翁、空識、晩年には松花堂と号した。
書は御家流・大師流を習得し、のちに空海の唐風漢字、平安時代の和風かなを復興したもので、松花堂流または滝本流とよばれる独自の書風を確立した。近衛信尹・本阿弥光悦と共に寛永の三筆の一人。
画は狩野山楽に学んだといわれ、晩年には枯淡な趣の水墨画を多く描き、代表作には水墨画の「葡萄に鶏図」がある。
また、茶人としても有名としても名を馳せた人物であった。
葡萄に鶏図
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