董其昌
とう きしょう

プロフィール

嘉靖34年(1555年)- 崇禎9年(1636年)
明代に活躍した文人画家・書家。
字は玄宰、号は思白。
特に書画に優れた業績を残し、清朝の康煕帝が董の書を敬慕したことは有名な話である。
幼い頃より高級官僚にして書家で名を馳せた莫如忠の書生となり、その子莫是龍に兄事した。
はじめ碑文や法帖で顔真卿・鍾繇・王羲之に学んでいたが、後に董体と称される独自の書体を獲得したと伝えている。
その書法は自由闊達な精神を好む明代ではたちどころに称賛を受けた。
文徴明らの呉派には批判的で、その先駆けとなる元代の趙孟頫には激しく対立したが、自ら編纂した『戯鴻堂帖』には趙孟頫の書を加えていることから一目置いていたことが伺える。

23歳のときにはじめて先輩の顧正誼の家で元末四大家の作に触れたことに感動し、
山水画を試みたと述べている。
元末四大家の中でも、とりわけ黄公望の真筆に臨み大いに刺激を受けている。

禅に傾倒し、書斎を画禅室と名付けるほどだったが、華厳や浄土等その他の仏教思想にも惹かれている。
さらに異端思想家である李卓吾を友人らと北京郊外の極楽寺に訪ね、禅を通してその童心論を熱烈に受け入れている。

また独自の画論は、南宗画を理論的・様式的に最も優れたものとし、その隆盛の契機をつくった。
その後世へ及ぼした影響は大きく、芸林百世の師と尊ばれ、画論「画禅室随筆」を著した。
行草書巻
菩薩蔵経後序
邠風図詩巻
酒徳頌巻
高逸図
磐谷序書画合璧巻
青弁山図
婉孌草堂図
丁巳九月山水図
江山秋霽図
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