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昨日は大寒でした。
小寒から数えて15日目ごろの1年中で最も身体に堪える寒い時季ですが、
この寒気を利用した食べ物（凍り豆腐、寒天、酒、味噌など）を仕込む時期でもあります。

　先日、大阪府吹田市のお客様のお家をご訪問させていただきました。
保管場所に困ってきたということで、何点かの骨董・古美術品をお買取りさせていただきました。
和室にお品物を広げ、あれやこれやと雑談に花が咲いている時、ふと見上げると和紙が折り紙のように美しく折られ、中の電球の光が柔らかくやさしく壁に反射していました。
部屋の雰囲気に上手に合わせた素敵な照明です。
そういえば、日本発の芸術品等が海外で再注目され、色々な品を生み出していると聞いたことがあります。
照明にしても、江戸切子や有田焼の傘など、当たり前でない感じが目新しく新鮮です。
LDE電球の発達などで、熱が籠らない分、加工の幅も広がったのでしょう。
昔ながらの技術と伝統が、モダンに生かされています。