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1870(明治3)年の今日、太政官布告第57号の「商船規則」で、国旗のデザインや規格が定められました。
当時の規格とは異なり、現在は、1999年8月13日に公布・施行された「国旗国歌法」により、
縦横の比率は2:3、日の丸の直径は縦の長さの5分の3、日の丸は旗の中心の位置となっています。
日の丸模様は源平の頃に流行し、家紋や馬印や扇に用いられました。
当時は国内でさえも自由に移動することができない時代。
また、長く鎖国を続けていたために藩という意識が強く、他藩が外国というイメ-ジでした。
そのため、日本を象徴するような印はありませんでした。
やがて当時の日本には開国を求めて外国船が来るようになりました。
そこで島津斉彬(しまづなりあきら)は、植民地の危機にさらされていることを敏感に感じ、
諸外国と対等に接するためにも国が一丸となることが必要であると考えていました。
また、戦にそなえ他国船と日本の船を区別する印が必要であると考え、幕府に提案したのです。
1854(安政元)年、幕府も斉彬の考えを採用し、日の丸をわが国の総船印にすることを決めたのでした。
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