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藤田美術館は3月にニューヨークで行われたクリスティーズのオークションで
中国美術の名品31点を出品して、総額2億6280万ドル(約300億円)という
記録破りの落札額を達成しました。
当初の落札予想額は50億円、業者間の予想でも150億円だったのに対して、
南宋時代の陳容の巻物1点だけで約56億円を記録したとのことです。
大阪市にある藤田美術館は、藤田傳三郎の東洋美術、茶道具を
所蔵展示している、国内屈指の質を誇る美術館です。
1954年の開館から63年経ち、低金利下で財団の財政事情も厳しく、
建物の老朽化、スペースの手狭さが新たなる展開を妨げていたところ、
今回の出店に至ったとのことです。
まだまだ、中国美術の勢いは衰えを知りませんね。
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