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先端技術の有機EL(エレクトロルミネッセンス)と、伝統技法の蒔絵を組み合わせた装飾パネルの試作に、山形大学などの産学連携が成功したそうです。動きのない伝統工芸品に、有機ELのゆらぎの特徴を生かすことで、奥行きのある装飾効果をもたらし、動く工芸品になったそうです。
40センチ四方の大きさで、面で光を出す有機ELの特性を生かし、蒔絵全体を背面から照らして調光。伝統工芸の会津消粉蒔絵で描かれたウサギが月明かりで浮かんだり消えたり、またススキの間をホタルが飛び、明滅したりする、おとぎ話に出てくる空間を創出しています。
ホテルや旅館のフロントや室内での装飾などを想定しており、製品化した場合、価格は30万円~50万円での販売を目指しているとのことです。
現代技術と伝統技術の合作ですが、このような形で蒔絵技術が使われるのは面白いですね。
今後の動向が楽しみですね。
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