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松本竣介や萬鉄五郎といった日本近代画家らの未公開とみられる作品コレクションが酒田市の本間美術館に寄贈され、特別展「日本近代美術展 大正・昭和の洋画家たち」で一部公開されている。宮城県美術館所蔵の「洲之内コレクション」で知られる画廊主の洲之内徹に影響された山形県在住の美術収集家が60年以上かけて集めた絵画を、初展示した。
収集家が本間美術館に寄贈した油絵や彫刻、版画など計181点のうち、絵画約50点を紹介。洲之内の好みに倣って収集してきたのが特徴で、松本の「風景(ビルのある風景)」や棟方志功の「タネサシ」、中村彝(つね)の「静物」のほか、長谷川利行や里見勝蔵ら大正や昭和期の画家が並ぶ。
アカデミックな作品が少なく、洲之内に影響された収集家の目の確かさを感じる。質の高い画家が網羅され、日本の油絵の進展が把握できるとなかなか珍しい展示品が多いので、機械あれば訪れてみたいものですね。
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