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企画展「あやしい絵展」が、東京国立近代美術館にて、2021年3月23日(火)から5月16日(日)まで開催。その後、7月3日(土)から8月15日(日)まで、大阪歴史博物館に巡回するそうです。
幕末から昭和初期にかけて制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿絵などから、「美しさ」には括れない「あやしい」魅力を湛えた表現を紹介され、月岡芳年《『魁題百撰相』のうち辻弥兵衛盛昌》や、怨念の感情が滲み出るような曾我蕭白の《美人図》などが展示されます。
また、上村松園《焰》や《花がたみ》・鏑木清方《妖魚》など、神秘的で不可思議、そして奇怪な魅力を放つ絵画の数々。橘小夢の《安珍と清姫》は、恋しい男を追って日高川を渡るうちに蛇へと姿を変えた女が、最後には男を焼き殺した物語「安珍・清姫伝説」に取材した作品。泉鏡花の小説『高野聖』の挿絵など、一風変わったものも展示されるそうです。
洋画ではアルフォンス・ミュシャやオーブリー・ビアズリー、ダンテ・ガブリエル・ロセッティなど、日本の画家たちに大きな影響を与えた西洋美術の作品もあり、与謝野晶子の『みだれ髪』装幀にはアール・ヌーヴォーの作風が見られるように、日本と西洋の作品を比較できます。
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