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「ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス」が、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて2021年9月18日(土)から11月23日(火・祝)まで開催される。
また、大阪・富山にも巡回し、大阪・あべのハルカス美術館にて2021年7月9日(金)から9月5日(日)まで、2021年4月から6月には富山県美術館でも開催されるそうです。
日本屈指の西洋絵画コレクションを誇るポーラ美術館から、クロード・モネやパブロ・ピカソ、フィンセント・ファン・ゴッホ、オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌなどフランスで活動した作家28名による絵画と化粧道具コレクションを紹介する展覧会となっており、印象派からエコール・ド・パリ時代の絵画や、アール・ヌーヴォーとアール・デコの工芸品など、約90点の作品が展示されます。
例えば、「ベル・エポック」と呼ばれる19世紀末から20世紀初頭は女性のファッションが劇的に変化した時代で、ウエストの細さを強調するコルセットを着用したスタイルから、20世紀以降はレジャーの普及に伴いより動きやすくシンプルなものへと変化を遂げた。ピエール・オーギュスト・ルノワールの《髪かざり》やアンリ・マティスの《室内:二人の音楽家》といった作品には、その時代の最新のファッションを身に着けたパリジェンヌたちが近代性の象徴として描かれている。
また、ラウル・デュフィの《パリ》やモーリス・ユトリロの《シャップ通り》といった作品は、19世紀から20世紀にかけて、巨大な近代都市へと変化していくパリの風景がテーマで、産業革命や都市整備を経て、エッフェル塔やプティ・パレ、グラン・パレ等の記念碑的な建造物が次々に建てられたパリは、当時の画家たちは、変化していく街の様子を好んで題材に取り上げれました。
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