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阪急電鉄や東宝を創設した実業家の小林一三のコレクションを収める逸翁美術館で、「花のある茶道具」展が開かれています。四季の花を意匠やモチーフに取り入れた茶わん・香合・掛け軸など114点が展示されており、逸翁の雅号を持った数寄者の、茶の湯の世界観が垣間見られます。
「絵画」「和歌」「漆」「焼き物」「銘」の5つに分けて紹介されており、茶道具一式を入れて持ち運ぶ携帯用の箱「雲錦うんきん彩画茶箱」は、白いサクラと赤いモミジが写実的に描かれ、陶器の皿「色絵牡丹文向付」は、大きく鮮やかな花びらが印象的なものとなっています。
逸翁美術館は古筆、古経、絵巻、中近世の絵画(特に蕪村・呉春・円山四条派の作)、日本・中国・朝鮮・オリエント・西洋を含む陶磁器、日本・中国の漆芸品など幅広く展示されており、膨大な所蔵品は、そのひとつひとつが翁の美術への想いと深い理解を語るものとなっております。
本企画展は3/14まで開催されているそうなので、機械あれば訪れてみたいですね。
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