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世界で唯一、侯爵家(君主)の家名が国名となっているリヒテンシュタイン。数世紀に渡り集められた絵画や陶磁器などのコレクションを紹介する展覧会「ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」が、あべのハルカス美術館で開催中です。
スイスとオーストリアに挟まれたリヒテンシュタインは、世界で6番目に小さな国で、独立国家としては300年。君主である侯爵家は12世紀以来の長い歴史を持ち、歴代にわたる美術作品の収集によって高い名声を得ており、今回はルーベンス、クラーナハ(父)、ヤン・ブリューゲル(父)ら侯爵家秘蔵の油彩画63点をはじめ、宮廷の空間を彩った陶磁器など全126点が一挙に展示されます。
豪華絢爛なコレクションが数多く展示される本展覧会ですが、なかでも注目されるのは、陶磁器です。陶磁器が最も発達していたのは中国で、その影響から日本でも陶磁器文化が発展したそうですが、東洋で生まれた陶磁器は、その美しさからヨーロッパでも18世紀頃から人気。今回はウィーンで制作された作品を中心に展示。時にはヨーロッパ人好みの金属装飾が施されることもあり、東洋と西洋の文化の出会いが垣間見られるとのことです。
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