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【2025年12月最新】京都府で開催される骨董品・美術品イベントまとめ|人気の骨董市・展示会・即売会情報
2025/12/01

2025年12月に京都府で開催される骨董品・美術品イベント一覧

京都府は、日本国内でも歴史と伝統が深く根ざす地域だけあって、骨董や古美術、そして美術館の展示といった文化イベントが豊富です。2025年12月も、“確定情報”として開催が決まっている骨董市や展覧会が複数あります。寺社での弘法市、文化財を扱う大型博物館の特別展、そして多様なアート展示——。いずれも過去から続く恒例・定例のものや、公式に会期が確定しているものだけを厳選し、安心してイベント巡りを楽しめる情報としてお届けします。


主要な骨董市(フリーマーケット・蚤の市)

東寺「終い弘法」(京都市南区) — 2025年12月21日(日)開催

毎月21日に開催される弘法市(通称「弘法さん」)は、骨董・古道具・古布・古着・レトロ雑貨など多彩な商品が並ぶ京都を代表する蚤の市です。中でも12月21日の「終い弘法」は、その年最後の開催として特に賑わい、正月用の縁起物や年末用品を求める多くの人々で境内が華やぎます。〖京都市公式〗京都観光Navi+2そうだ 京都、行こう。+2

開催時間は午前8:00〜15:00頃(状況により変動の可能性あり)で、露店数は通常時よりも増え、多くの出店が見込まれます。JRおでかけネット+2京都ガイド+2

骨董品初心者からベテランまで、年末の「掘り出し物」を狙う絶好の機会。寒さ対策をしつつ、朝いちばんの訪問がおすすめです。


美術品の展示会・企画展(確定会期のみ)

京都には歴史的・芸術的価値の高い作品を所蔵する美術館・博物館が多く、2025年12月にも複数の展覧会が予定されています。ここでは、公式に会期が明記されている確定展を紹介します。

京都の中心的施設:京都国立博物館(京都市東山区)

・「新春特集展示 うまづくし—干支を愛でる—」

会期:2025年12月16日(火)〜2026年1月25日(日) kyohaku.go.jp+1
来年の干支「午(うま)」にちなみ、馬をテーマとした絵画・工芸品・歴史資料など多岐にわたる作品を展示。新春を前に、伝統美と文化を感じることができる内容です。家族連れから美術ファンまで幅広く楽しめます。〖京都市公式〗京都観光Navi+1

・「光琳かるたと小西家伝来尾形光琳関係資料」展

会期:2025年12月16日(火)〜2026年2月1日(日) kyohaku.go.jp+1
江戸時代の絵師・工芸家である尾形光琳ゆかりの「光琳かるた」を中心に、関連する資料や絵稿を含めた貴重なコレクションを公開。伝統工芸や日本美術の歴史に触れたい人におすすめの展覧会です。〖京都市公式〗京都観光Navi+1

・その他 常設および名品ギャラリー展示

上記特集展示に加え、12月16日以降は「名品ギャラリー(平常展示)」も再開され、多様なジャンルの美術品を鑑賞可能。期間:2025年12月16日〜2026年3月22日。kyohaku.go.jp+1


古美術・骨董の即売会・特別販売会(確定情報のみ)

京都府内では、多くの古美術商・ギャラリーが不定期で即売会や特別販売会を開催していますが、その多くは毎年日程が変動します。そのため、2025年12月の開催が公式に告知されていない限り本記事では掲載を控えています。訪問希望の方は、各店舗のWebサイトやSNSで、随時情報をチェックするようおすすめします。


陶器・工芸品などジャンル別イベント(確定情報ベース)

陶芸展、書道展、民藝展など、ジャンル別の個展やグループ展も京都では盛んですが、これらも多くは開催直前に告知されるため、2025年11月末時点で公式に会期掲載されているもののみを対象とします。本記事執筆時点では、上記「京都国立博物館」の展示のような確定展が中心となります。その他は、今後の公式発表を注視してください。


京都府で人気の大規模骨董市(定期開催+12月開催情報)

東寺弘法市(毎月21日)/終い弘法も含めて

毎月21日に開催される弘法市は、骨董品・古道具・古着・雑貨などジャンルの幅広さと露店数の多さが魅力。特に12月21日の終い弘法は、年末の買い出しや正月用品を探す人々で賑わい、例年非常に混み合います。普通の蚤の市より規模が大きく、見応えがあります。〖京都市公式〗京都観光Navi+2そうだ 京都、行こう。+2

公共交通(近鉄「東寺」駅、JR/近鉄「京都」駅 など)からアクセスしやすく、観光と骨董巡りを兼ねるにも便利です。


イベントの楽しみ方・初心者向けガイド

骨董品の見極め方(真贋・状態・作りのチェック)

骨董やアンティークを初めて購入する場合は、以下の点に注目してください:

  • 経年による風合い、質感の変化
  • 焼き物の場合は釉薬のヒビ・貫入の入り方、底面の刻印や落款の有無
  • 古布・着物・紙ものは保存状態、しみの有無、染み抜きの歴史など
  • 同ジャンルの複数の品を見比べて、相場感を把握

特に弘法市のような蚤の市では、同じような品が複数出ることもあるので、ゆっくり比較することで「掘り出し物」に出会える可能性が高まります。

値段交渉のコツ

骨董市では交渉が一般的です。ただし失礼にならないよう、礼儀正しく、以下のようなポイントを押さえるとよいでしょう:

  • 気になる品の由来や状態を店主に丁寧に質問する
  • 複数点購入の意思を見せる
  • 支払い方法や持ち帰り/配送について確認する

良好な対応や追加交渉で、思わぬお得品に出会えることもあります。

持ち帰り・配送サービスの活用

大きな家具や壊れやすい陶器などは、持ち帰りが難しい場合があります。配送サービスを利用できるか、事前に店主に相談すると安心です。梱包材の用意、割れ物注意の表示、梱包状態の確認などを忘れずに。

マナーと注意点

寺社で開催される市では、参拝者や他の訪問者への配慮が大切です。通路をふさがない、写真撮影時は周囲に配慮、ゴミは持ち帰るなど、基本マナーを守りましょう。また、美術館では撮影禁止、作品への接触禁止、静かに鑑賞するなど、施設ごとの規則に従うことが求められます。


京都府の骨董品イベントを探すおすすめ情報源

公式ウェブサイト・博物館サイト

展覧会の会期、休館日、アクセス、入館料など、正確な情報は主催者の公式サイトが最も確実です。特に年末年始は変更がある場合もあるため、訪問前に必ずチェックを。

骨董市・蚤の市カレンダーや地域ポータルサイト

京都府内の骨董市や蚤の市を、日付やエリアで一覧検索できるサイトは便利です。複数の市を巡る予定がある場合に特に有効です。

SNS(Instagram・X)

店主の入荷情報、露店のラインナップ、当日の混雑状況など、リアルタイムの情報はSNSが最速です。ハッシュタグ例: #東寺弘法市 #終い弘法 #京都蚤の市 などでチェックすると良い情報が得られやすいです。


まとめ|2025年12月の京都で骨董と美術を楽しもう

2025年12月の京都府は、年末の賑わいを背景に “骨董 × 伝統 × 美術” の多彩なイベントが目白押しです。寺社での弘法市で掘り出し物を探すもよし、博物館で日本美術の名品を味わうもよし──。初めて骨董に触れる人から、古美術やアートを愛するベテランまで、それぞれにとって満足度の高い一か月となることでしょう。寒さ対策をしっかりして、京都の歴史と文化を肌で感じる体験をぜひお楽しみください。

私ども寿永堂は、古美術・骨董品を取り扱っており、 全国各地、無料出張鑑定、買取させていただいております。
古美術・骨董品のご処分などをお考えの際は、どうぞお気軽にお声掛けください。
兵庫、大阪、京都、奈良、滋賀、和歌山などの近畿地方を中心に全国に無料出張いたします。

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