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先日、こちら芦屋からすぐ隣の神戸市東灘区へ鑑定、買取に伺いました
ご両親から受け継いだお品だそうで焼物が多く
特にご趣味だったと言われる有田焼がたくさんで
その中でも柿右衛門の濁し手は高価買取させていただきました
あまり聞きなれない言葉ですが
この濁し手とは米のとぎ汁のような温味のある白さであることから
「濁手」と呼ばれています。
世界的な評価を得た柿右衛門の、白磁と赤絵の美しさの調和を大切にしている
その作品はヨーロッパの貴族を魅了してやまなかったと言われています。
他にもこんな古美術用語もあります
雨漏手(あまもりで)
高麗茶碗の一種で、長年の使ううちに茶碗の内側にしみができ、
雨漏のしみのように見えることから、人々がそう呼ぶようになりました
雲堂手(うんどうで)
中国明時代に景徳鎮で作られた染付で、渦巻き状の雲と楼閣などを描いたもの
香炉・火入などに作られたものが多い
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