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芦屋の街にも梅雨の合間に、真夏のような日差しが照りつけています。
木陰の恋しい季節となりました。
時折、鑑定品の中に刀や鍔といった古武具に出会うときがございます。
先日は、大祖父様が収集していらしたお品に、地を抜いた地透鐔(じすかしつば)があり、
デザイン性があり、美しく大変貴重な作品でございました。
日本刀の場合、鍔の目的は刀を握った手を護る、というよりは突いた際に自分の手が刃の方に滑らないようにするためのもので、敵の刃から自分の手を護ることは二次的なものです。
「激しく勝敗を争う」という意味の鍔迫り合いという語がありますが、真剣での戦闘においては、鍔迫り合いはほとんどなかったと言われています。
押し合うまでの距離ならば、もう勝敗はついているということでしょうか。
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