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関西にも台風4号が接近のため、梅雨前線も刺激され、大雨が降り続いています。

紀伊半島、和歌山県三重県には停滞した雨雲で総雨量が上がっていますので、くれぐれもご注意くださいませ。

梅雨の季節は、じめじめして不快なものですが、昔ながらの土蔵は、日本の伝統的な建築様式のひとつで、外壁を土壁として漆喰などで仕上げられたものです。

壁厚は約300mm以上あることが多く、開口部の外戸なども土戸（土と漆喰で戸の外部表面を覆ったもの）とする蔵もありました。

古くは江戸時代の大火、近代では空襲による大火でも、内部に火が回らないように工夫され、城郭で発展した技術も盗難防止に役立った為、後に裕福さの象徴となりました。

寿永堂では、先代から引き継がれたお蔵の整理にお伺いすることも多く、骨董や磁器を守る蔵の作りの良さを感じています。