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連日のうだる蒸し暑さに、いけないと思いつつ夜のビールの量が増えてしまいます。
寿永堂からほど近い西宮市に、アサヒビールの工場があったのですが、1年ほど前に製造中止となり、大阪府吹田市の工場と統合されてしまいました。
見学がてら訪れて戴く、出来立てのビールの味は最高でした。
今日は、1825(文政8)年、江戸の中村座で四世鶴屋南北作『東海道四谷怪談』が初演された日です。
東海道四谷怪談(通称『四谷怪談』)は、夫民谷伊右衛門に毒殺された四谷左門の娘お岩の復讐話で、江戸の町に実際に起こった事件をモデルにしています。
今も昔も、怖いとわかっていても覗いてみたくなる心理でしょうか、江戸時代の浮世絵にもそういった作品は数多く残っています。
歌川国芳の骸骨や、門弟の月岡芳年などは衝撃的な無惨絵の描き手としても知られ、初期の作品『英名二十八衆句』(落合芳幾との競作)では、血を表現するにあたって、染料に膠(ゼラチン)を混ぜて光らすなどの工夫までしています。
昭和時代は、陰惨な場面を好んで描く絵師というイメージが勝って一般的人気(専門家の評価とは別)の振るわないところがありましたが、その後、特に秀逸である武者絵など画業全般が広く知られるようになるに連れて、再評価された絵師の一人です。
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