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長刀鉾
2013/07/16

  最近は芦屋市も暑さの絶頂を思わせる日が続いています。

夕立も降らず、とにかく朝から日が暮れてからも暑いのが堪えますね。

今年は、2010年の酷暑再び・・思い出すだけで汗が出ます。

いよいよ京都の夏の風物詩、祇園祭りが今週末に宵山を迎えます。

長刀鉾(なぎなたほこ)は毎年必ず巡行の先頭にたち、鉾の上で「太平の舞」を舞い、そして「注連縄切り」の儀式を行います。

鉾先に大長刀をつけていることでこの名で呼ばれ、生稚児が乗る鉾もこの鉾だけです。

屋根裏の金地着彩群鳥図は松村景文筆、破風の厭舞と刀鍛治宗近が長刀を造る姿の木彫胡粉彩色彫刻は片岡友輔の作です。

前掛にはペルシャ家紋緞通、ペルシャ絹緞通、胴掛には中国玉取獅子文緞通、卍花文緞通、トルコ花文緞通、見送は中国明時代の雲龍図綴錦など、優れた18世紀の緞通類が用いられています。

絢爛豪華な山鉾に海外の装飾品が使われていたんですね。

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