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世界のアート市場動向を調査する欧州美術財団:TEFAFが2015年の全世界の美術品の
売上高は682億ドル(7.8兆円)から638億ドル(7.3兆円)に下落したと発表しました。
最近は、世界的なアーティストの作品が取引されるハイ・マーケットと、若手アーティストを
中心としたロー・マーケットの二極化が進んでいて、数百~1000万円あたりの価格帯で
収集するコレクターが少なくなっていることが要因だそうです。
やはり安定して高い価値のものを持ちたいという心理があり、アンディ・ウォーホルや草間彌生と
いった、評価が変わらない大家の作品は安定しており、投資目的の場合は特に好まれます。
ちなみに日本はバブル期以降、世界のアート市場で存在感を示すことはあまりなかったが、
「ZOZO TOWN」経営のスタートトゥデイ社の前澤友作社長が、クリスティーズ・
ニューヨークでJ.M.バスキアの大作を5728万5000ドル――60億円以上の高値で落札したのは
大きなニュースになりました。
ファーストリテイリング社の柳井社長も、美術品の保護に積極的ですので、
目的は違えど史上活性化におおきな影響を与えそうですね。
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