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今秋、首都圏では印象派を基軸にした企画展が目立っているそうです。
①横浜美術館「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」
②東京都美術館「コートールド美術館展 魅惑の印象派」
③三菱一号館美術館「印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション展」
と3つありますが、各々コレクションごとの色が出ていて面白いそうです。
例えば横浜美術館はモディリアーニによるギョームの肖像と、美女ドミニカを描いた対照的な2点の肖像画というものがありますが、マリー・ローランサンによる作品は柔らかい雰囲気だが、実際の彼女は勝ち気で、戦後は養子の暗殺未遂疑惑などスキャンダルで世間を騒がせたらしいそうです。一方、アンドレ・ドランによるドミニカ像は、そんな彼女の個性とミステリアスな一面をとらえている。
東京都美術館はマネ最晩年の傑作「フォリー=ベルジェールのバー」に、ルノワールが第1回印象派展に出した「桟敷席」と英ロンドンのコートールド美術館が誇る傑作が多く展示されています。
三菱一号館美術館モネやピサロ、シスレーなど風景画の優品がそろい、穏やかで親しみやすい作品が多い。小・中型の作品が中心だが、三菱一号館の落ち着いた空間にマッチしているそうです。
関西でも開催されたら、訪れたいものですね。
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