中国美術 田黄 古印材 買取実績

買取品名
中国美術 田黄 古印材
買取エリア
京都府亀岡市
買取額

コメント
中国美術 田黄 古印材を買取させていただきました。

田黄 古印材の概要

田黄(でんおう)は、中国篆刻用の印材の中でも最も貴重とされる石で、「印石の王」と称されます。産出地は福建省寿山村周辺に限られ、田畑の土中から偶然採掘されたことから「田黄」と呼ばれるようになりました。黄味を帯びた温かみのある色合いと、半透明で蝋のような光沢を持つ質感が特徴で、清代以降は皇帝や文人の間で特に珍重されました。

田黄の印材は、書家や篆刻家にとって最高峰の素材であり、さらに古い時代の「古印材」として残されたものは、美術品・骨董品として非常に高額で取引されています。

田黄 古印材の特徴

田黄の古印材には、次のような特徴が見られます。

独特の色合い:黄色から橙色、紅色を帯びるものまであり、温かみのある色調が魅力。

半透明の質感:光にかざすと透過するような蝋質感があり、滑らかな手触りを持つ。

石紋の多様性:「石眼」「石線」「田黄凍」など、天然の模様や質感が評価ポイントとなる。

希少性:産出量が極めて少なく、清朝時代にはすでに「寸土寸金」と称されたほど。

工芸的価値:印材そのものだけでなく、龍や獅子などの彫刻を施した印材は工芸品としての美術的価値も高い。

このように、田黄は実用性を超えて美術品としての価値を併せ持つ素材です。

骨董品としての価値

田黄 古印材は、以下の観点から市場で高く評価されています。

歴史的価値:清代の皇帝や文人が愛用したことから、文化史的にも重要。

美術的価値:単なる印材ではなく、細工や彫刻の完成度によって美術品として高額評価される。

市場価値:状態の良い田黄古印材は数十万円から数百万円、希少な大形や銘入りのものは数千万円に達することもある。

特に来歴が明らかなものや、歴史上の人物が使用した印材は、国際オークションでも高値で落札される傾向にあります。

買取のポイント

田黄 古印材を売却される際には、次の点が査定の決め手となります。

真贋鑑定:田黄と偽物の区別は難しく、専門的な知識が必須。色合いや質感、石紋の特徴を精査。

保存状態:欠けや割れがなく、磨耗が少ないものは高評価。

サイズ:大きな田黄は希少性が高く、査定額も跳ね上がる。

彫刻の有無:龍や獅子をあしらった彫刻入り印材は美術品としてさらに評価が高まる。

付属品:共箱、古文書、由来を示す資料が残っていればプラス査定。

寿永堂では、中国美術や篆刻印材の豊富な取扱実績をもとに、田黄 古印材の価値を正確に鑑定し、市場動向を反映した適正価格をご提示いたします。

まとめ

田黄 古印材は、中国美術において最も珍重される印材であり、歴史的・美術的・市場的価値のすべてを兼ね備えた逸品です。特に清代以前の古印材や、大型で彫刻を施したものは、思わぬ高額査定につながる可能性があります。寿永堂では、専門知識を持つ鑑定士が大切な田黄 古印材を丁寧に査定し、信頼ある買取を行っております。売却をご検討の際は、ぜひ安心してご相談ください。

京都府亀岡市で骨董品買取をご検討されているなら出張買取・高価買取の古美術寿永堂にご相談ください。

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