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歩道に敷き詰められた、黄色い銀杏の葉のじゅうたんを歩いて買い物に出かけると、数の子や京都産の黒豆も店頭に並び、すっかり師走ですね。
壁に掛けたカレンダーも最後の一枚となり、何か心急ぐ気分です。
師走と言えば、大そうじですが、普段は手のつけない骨董品も時には、お手入れが必要です。
日本には四季がありますので、高温多湿の気候に適応するよう、掛軸は作られています。
自然はありがたいもので、掛軸を大切に扱いさえすれば、その気候に掛軸が馴染んでいき、長年楽しむことができるのです。
掛軸が最も嫌うのが「湿気」と「乾燥」です。
掛け軸は和紙と表装裂地が糊付けされて出来ていますので、湿気には大変弱いのです。
梅雨時などは防湿剤などを用意するなど注意し、また、直射日光にあてるのはもちろんのこと、冬場は室内の暖房にも留意することをお勧めします。
また、掛けっぱなしにせず、時には巻紙を休めさせてあげるため、季節の変わり目や、来客の際に交換することも大切です。
寿永堂はご不要になられた掛軸等も鑑定買取に伺います。
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