象牙根付 猿 在銘 買取実績

買取品名
象牙根付 猿 在銘
買取エリア
京都府長岡京市
買取額

コメント
象牙根付 猿 在銘を買取させていただきました。

象牙根付 猿 在銘の概要

根付(ねつけ)は、江戸時代に印籠や巾着を帯から提げる際に用いられた留め具であり、実用と装飾を兼ね備えた工芸品です。素材は木・牙・角・陶磁器など多岐にわたり、特に象牙はその緻密な質感と加工のしやすさから高級素材として珍重されました。

猿を題材とした根付は、古来「魔除け」「賢さの象徴」「見ざる聞かざる言わざる」といった縁起の良い意味を持ち、人気のモチーフです。さらに在銘、つまり作者の署名が刻まれた作品は、無銘のものと比べて作者性や時代性が特定できるため、評価が大きく高まります。

象牙根付 猿の特徴

象牙根付「猿」には、次のような特徴が見られます。

象牙の質感:滑らかな光沢と緻密な彫刻表現が可能。

写実性とユーモア:猿の自然な姿態を生き生きと表現しつつ、遊び心のある造形が多い。

縁起性:「見ざる・聞かざる・言わざる」三猿や、桃を持つ猿など吉祥的なモチーフが多い。

在銘の意義:銘が刻まれていることで作者や工房が特定でき、真贋や時代背景の裏付けとなる。

携帯性と鑑賞性:手のひらサイズでありながら、芸術性を凝縮した造形美。

このように、猿根付は実用品でありながら美術的価値を併せ持つ工芸品です。

骨董品としての価値

象牙根付は、以下の観点から高い評価を受けます。

歴史的価値:江戸から明治にかけての日本文化を象徴する工芸品。

美術的価値:精緻な彫刻と象牙の美しい質感が鑑賞対象としての価値を高める。

市場価値:無銘の象牙根付は数万円程度、在銘の優品は数十万円に達することもある。著名な根付師(例:正阿弥勝義、秋月栄久、橋本彫刻師など)の作品であればさらに高額で取引される。

また、保存状態が良く共箱や旧蔵資料が揃っている場合、コレクター市場で一層高額評価されます。

買取のポイント

象牙根付 猿 在銘を売却される際には、次の要素が査定に影響します。

銘の確認:署名の有無や、どの作家の銘かによって評価が大きく変わる。

保存状態:ひび割れや欠けがなく、象牙の艶が保たれているものは高評価。

彫刻の完成度:写実性・表情・細部の精緻さが重要。

付属品の有無:共箱、由来を示す資料などがあればプラス査定。

法規制の確認:象牙製品の取引はワシントン条約に基づき規制されており、日本国内では登録票が必要な場合がある。

寿永堂では、根付や象牙工芸品の豊富な取り扱い実績をもとに、法令遵守のもとで正確な査定を行っております。

まとめ

象牙根付「猿 在銘」は、縁起の良いモチーフと象牙ならではの質感を活かした工芸品であり、在銘作品は特に高額査定が期待できます。作者銘や保存状態、付属品の有無によって価値は大きく変動します。寿永堂では、専門知識を持つ鑑定士が最新の市場動向を踏まえ、誠実に査定・買取を行っております。大切な根付の売却をご検討の際は、ぜひ安心してご相談ください。

京都府長岡京市で骨董品買取をご検討されているなら出張買取・高価買取の古美術寿永堂にご相談ください。

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