絹谷幸二
きぬたに こうじ

絹谷幸二は、1943年奈良県奈良市に生まれ、現在も精力的に活動を続けている日本を代表する画家です。幼いころから歴史的環境の中で育ち、後に東京藝術大学油画科に入学しました。大学院壁画科でアフレスコ古典技法を学び、その魅力を深く探っていきました。卒業後にイタリアのヴェネツィアアカデミアに留学しました。ここでアフレスコ古典技法の現代的表現を修得し、明るい色彩と多彩な技法のスタイルで描く絹谷幸二の世界を形成しています。
日本に帰国後は、絹谷幸二ワールドとも呼ばれる魅力的な作品を制作し個展を開いてきました。自画像、イタリアの風景画、日本の風景など多数の作品がありますが、富士山と古事記などの神話の世界を融合させるなど、既存のものにとらわれない自由な作風です。作品を見た瞬間、色彩の美しさと構図の大胆さに引き込まれることが魅力だという人も少なくありません。今まで多くの美術賞を受賞していますが、1974年の安井賞受賞、2001年の日本藝術院賞などがあります。作品に対する情熱を衰えさせることなく活動を続けていますが、一方で後輩や若手の人材育成にも力を入れています。大学で講義を行ったり、絹谷幸二賞を自ら設立して才能ある若い人材を支援しています。
アフレスコ画は、フレスコ画とも呼ばれています。アフレスコとは新鮮な、という意味のイタリア語です。まず漆喰を壁に塗り、それが乾かないうちに水性の絵の具などを使って直接絵を描く技法です。描く前に絵画のサイズを決めて、スピードよく仕上げていく必要があります。

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