油彩画は、世間一般では「油絵(あぶらえ)」と呼ばれ、手法が確立されて数百年以上愛用されています。
顔料と乾性油などから作られる絵具で描かれ、特徴として細部の表現や、ぬり重ねができ、また色が鮮やかさで深みがあります。
油彩画は、布(麻、木綿)、木などに描かれますが、その素材が変われば見え方も大きく変わるので、素材と絵具のバランスも要となってきます。
発祥は、フランドル地方にて(ベルギー)にて、ヤン・ファン・エイクという画家が兄のフーベルトと確立させたと言われております。
透明感があり、豊かな色調表現も可能なことから、15世紀以降のヨーロッパでは、テンペラ画に代わる技法となり流行しました。
日本で油絵が本格的に知られるようになったのは19世紀、明治初期です。
梅原龍三郎のみならず、多くの画家が作品を残しているため、贋作も多いですが、骨董品買取の際にはどうかお捨てにならず、そのままの状態で寿永堂にお持ちくださいませ。
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