ラリックは前半生である19世紀末から20世紀初頭にかけて、アールヌーヴォーを代表する宝飾デザイナーとしての名声を博しました。
彼が創り出した宝飾品の数々は、それまでの宝飾界の常識を打ち破る斬新なものでした。
ヨーロッパ各地で開催された国際博覧会で紹介される日本の伝統工芸品の繊細さ、その構図の目新しさなどにラリックも影響を受けたのか、べっ甲に似た水牛の角を使用して日本の櫛のような形の髪飾りをいくつも制作しました。
また、自由な色や形を作ることができるエナメル細工の技術を駆使して昆虫や鳥、植物や神話上の人物等を、ネックレスやブローチなどで創り出しました。
ラリックの名声は「アールヌーヴォーの勝利」とまで謳われた1900年のパリ国際博覧会で頂点を極め、そこで発表された多くの作品は世界中の収集家や美術館が争って買い求められたといいます。
寿永堂では、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の近畿全域はもちろん日本全国から年間10,000件以上のご依頼を受け、50,000点以上のお品物を買受させていただいております。
海外を含め全国有数の美術品・骨董品・宝飾品オークションにも参加しているため、従業員一同、目利きには自信があります。
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