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漆メダル
2014/02/14

今朝は関東から近畿の平野部まで朝から湿った雪が降り続いています。
先週は積雪のなかった兵庫県の阪神地方も真っ白に。
大きな幹線道路から時折激しいクラクションが鳴るとドキッとします。
雪に不慣れな地域ですので、車での外出は慎重に・・

 例年より暖かいというソチでは、オリンピック競技の真っ最中ですが、日本からも若い選手がメダリストになりましたね。
誇らしげに選手の胸から下がるメダルは、重たそうでした。
1998年に長野オリンピックが日本で開催されましたが、その時のメダルは、素材に木曽漆を用い、メダルの中心部には蒔絵が使われ、七宝焼きの大会エンブレムがあしらわれていました。
オリンピック至上最も美しいと評されている「漆メダル」です。
金属に漆を定着させるのは、難しいのではと思いましたが、初めに焼き付けて乾燥させ、その上に重ねていく漆の乾燥時間は、木に塗るときと同じだそうです。
開発者の漆職人・伊藤猛さんは、他にも文字盤に蒔絵をほどこした時計なども制作し、スイスで高い評価を受けています。
漆の新たな可能性を求めて開発された技術はすばらしいですね。

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