ブログ

印籠・根付
2014/10/14

西洋の方によく好まれる古美術の代表的な物の一つとして、印籠と根付があります。

印籠は文字通り、印鑑・朱肉の入れ物として室町時代に明から伝わり、
桃山時代頃からは薬入れとして使われるようになりました。
蒔絵(まきえ)、堆朱(ついしゅ)、螺鈿(らでん)などの細工が施され、
腰にさげるための根付がついています。

根付は、彫刻に贅を尽くした細工物の装飾品として、江戸時代の着物文化とともに発達しました。
海外では「NETSUKE」という言葉は広く知られています。
ネツケという単語は、日本よりもむしろ外国で良く通じるかもしれません。
(余談ですが、携帯電話に付けるストラップの起源は江戸時代の根付といわれています)

印籠、根付に贅を尽くしたのが元禄の頃からで
水戸黄門のベースもこの時代あたりになります。

欧米人の収集家は、江戸時代の物を好む方が多いようです。
戦後から現在まで、さまざまな日本の伝統ある美術品が西洋へと流れていきましたが
いずれ日本にも、中国の古美術買戻しと同じ現象が起こる時代は来るでしょうか。

古いものが美術品なのかどうか一般の方には判断は大変難しいと思います。
どうぞお気軽に、寿永堂へお問い合わせください。

私ども寿永堂は、古美術・骨董品を取り扱っており、 全国各地、無料出張鑑定、買取させていただいております。
古美術・骨董品のご処分などをお考えの際は、どうぞお気軽にお声掛けください。
兵庫、大阪、京都、奈良、滋賀、和歌山などの近畿地方を中心に全国に無料出張いたします。

アーカイブ

鑑定のご相談、
お待ちしております!

お電話でのご相談・鑑定依頼

電話買取簡易査定が可能ですので、まずはご相談ください。

0120-13-6767

鑑定依頼メールフォーム

出張鑑定や持ち込み鑑定のご依頼はメールフォームからも受け付けております。お気軽にご連絡ください。

メールフォームはこちら

LINEで簡単査定

LINEで簡単に査定が可能になりました。

友だち追加 LINEQR

多くの士業関係の方からも御依頼を頂いております。お気軽にご相談ください。