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建水
2014/10/10

台風の後、朝晩は冷気を覚える時節となってまいりました。
今日は、お店のお隣の公園からキンモクセイのいい香りが漂っています。

さて、本日は建水についてです。

茶道具で、建水(けんすい)とは、席中で茶碗をすすいだ湯水を捨て入れるための器です。
建水は最も格の低い道具として、点前の際は勝手付に置かれお客様からは見えにくいところで使われ、
会記でも最後尾の一段下げたところに記されています。
古くは「みずこぼし」といい、水翻、水覆、水建、水下などと書いてあります。
今は建水と書いて「けんすい」と呼び、「こぼし」ともいいます。

陶磁には南蛮焼、備前焼のほか、瀬戸焼、信楽焼、伊賀焼、丹波焼、唐津焼などがあり、その産地、形状とも多種多様です。
木竹はいわゆる「曲(まげ)」といわれるもので、もっとも素朴で清浄感のある木地(きじ)曲のほか、塗曲、蒔絵(まきえ)、箔(はく)押しを施したもの、また竹や桜皮を周囲に張り巡らせたものなどもあります。
お手前が終わると、最初に左手に持って退座します。


また新たに台風19号が今週末の連休に直撃するようですね。
皆さまお気を付けくださいませ。

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