Menu
古美術品や現代絵画、25%の米関税に直面する可能性があるそうです。
連日ニュースで取り上げられている通り、米国が最近提示した関税案は、
自転車のヘルメットから半導体の部品に至るまで2000億ドル相当の物品を
対象にしており、トランプ政権が最終手続きを進めているそうです。
アンティークの工芸品のほか、現代絵画や彫刻・版画は、最大25%の関税を
課される可能性があります。
中国政府は既にアンティークの工芸品の輸出を厳しく制限しており、
関税は米国のバイヤーが英国や日本など、他国で購入する中国の工芸品にも
打撃を及ぼすことになりそうです。
関税は、今後のアンティーク・コレクションの販売を危うくする恐れがあり、
例えば、日本の収集家が集めた宋時代の中国製陶磁器、臨宇山人コレクション。
このコレクションの大半は既にニューヨークのオークション大手クリスティーズで
競売にかけられ、今年3月には、その一部が1280万ドルで売られたほか、
2016年には別の一部が1840万ドルで売られております。
今後、様々なところで影響が出そうな事態です。
鑑定のご相談、
お待ちしております!
多くの士業関係の方からも御依頼を頂いております。お気軽にご相談ください。