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ロンドン、ニューヨーク、香港を中心に美術品をはじめとしたオークションハウス・クリスティーズが、北京に拠点を置く中国の大手オークションハウス・チャイナ・ガーディアン・オークションと提携し、9月に上海で「2020+」と名づけられたオークションと展示会のプログラムを開催するそうです。
クリスティーズは2013年より上海でセールを開催しているが、チャイナ・ガーディアン・オークションは、上海でセールを開催したことはない。今回の「2020+」は、両者の協業による新たなプログラムになり、詳細は今夏発表予定とのことです。専門家チームが協力し、これまでにはないアートを体験するための革新的でユニークな方法を提供するそうです。
クリスティーズは言わずもがな有名オークションハウスで、近年はピカソ、レンブラント、ダイアナ妃、ダ・ヴィンチ、ゴッホ、ナポレオン、マリリン・モンローほか、歴史上の人物に関連した芸術品や個人の財産を競売にかけており、1998年には、ニューヨークで、所有権をめぐる訴訟が終結した後、著名なアルキメデスのパリンプセストが落札されています。
中国競売大手のチャイナガーディアン(中国嘉徳国際拍売)は1993年5月に北京にて設立され、中国文物芸術品を主に扱う総合オークション会社として、中国オークション企業として設立以来連続して最高評価のAAAを獲得しており、工商行政管理部門より信用企業の称号を授与されています。
世界中のオークションがコロナ影響で、延期や中止を余儀なくされるなか、比較的早期に収束に向かった中国が、今後のアート・マーケットでどのような存在感を示すのかを占ううえでも、重要なイベントとなりそうです。
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