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白鹿記念酒造博物館（西宮市鞍掛町）が、春季特別展「笹部さくらコレクション」を6/8までYoutubeで配信しているそうです。
桜の研究家として知られた笹部新太郎が収集した資料や美術品など約5,000点を市から寄託され、毎年春にテーマを変えて特別展を開いてきました。今年は開催を見合わせていましたが、「花見ができなかった方にも美術品を通して桜を楽しんでもらえれば」とのことで、Youtubeの配信を決定したそうです。
動画は6本あり「春爛漫（らんまん）　さくら名所巡り」と題し、安東峻学芸員が選んだ桜の名所にまつわる絵図や拓本などを紹介しております。展示室でギャラリートークを聞くような構成で進み、江戸後期の画家・広瀬花隠が天皇にゆかりのある桜を描いたという「禁中左近桜図」を取り上げた回では「左近桜を見て描くことを初めて許された画家では」と説明されております。1963年に当時の鉄道省が相撲の番付表を模して作成した「桜名所番付」は、歴史的背景を交えて解説されています。

勿論、無料で閲覧できますので機会あれば、ご覧くださいませ。